FXドル円日足チャート分析~2019年5月11日

今週(5月6日からの週)のドル円は、トランプ大統領からのサプライズで大きく動く展開となりました。

月曜日は、先週の終値から窓を開けて下がってのスタート。下値抵抗線になると思われた110.80円より下でスタートし、110.80円付近は上値抵抗線となりました。

火曜日から木曜日までは大きく下げる展開。火曜日の最高値110.84円付近から木曜日の最安値109.46円付近まで、実に1円半も下げました。

金曜日は上昇しましたが、110.00円付近で抑えられる展開に。

今週は、109.96円付近で終了しています。

今週は、ドル円に限らず、トランプ大統領のTwitterに端を発した米中貿易問題に振り回されました。

関税は25%に引き上げられたものの、金曜日には米中貿易協議は建設的だったという発言も出て、マーケットには一応安心感が広がっています。

では、チャートを見ながら詳しく見ていきます。

2019年5月11日のドル円日足チャート分析

2019年5月11日現在、ドル円の日足チャートはこの様になっています。
dychart190511.jpg
チャートの青い線は20日移動平均線(SMA)、黄色い線は75日移動平均線(SMA)、赤い線は抵抗線です。
チャートシステムは、XMのMT4を利用しています(XMについてはこちらの記事をご参照ください)。

月曜日は、トランプ大統領のTwitter発信を受けて大きく下げてスタート。日足の75日移動平均線も、110.80円付近の抵抗線も下回る、110.60円付近からのスタートとなりました。先週の時点では下支えすると思われた日足75日移動平均線や110.80円抵抗線が、逆に上値を抑える展開に。

火曜日から木曜日にかけては、大きく下げる展開。火曜日に110.80円付近で上値を抑えられ、水曜・木曜は下値を探る展開。木曜日には今週の最安値109.46円付近まで下げました。下げた大きな要因は、米中貿易戦争が激化するのでは、という懸念から世界経済の景気後退懸念が広がったため。

金曜日は、上昇に転じましたが、110.00円付近では上値を抑えられました。米中貿易協定後、米中両国から「交渉は建設的」との発言が出て、マーケットに一応の安心感が広がりました。

今週は、109.96円付近で終了しています。

今後も米中貿易戦争の行方に振り回されそうです。

今週、中国への関税が25%に引き上げられましたが、「今後の交渉次第で解除されるかもしれない」との発言も出ています。

今週は下げてしまいましたが、米中貿易戦争の行方によっては、上昇(ドル買い)材料にもなるので、引き続き注目です。

来週、意識されそうなライン

現在値は109.96円です。

ここから上昇する場合、まずは節目である110.00円が意識されます。これを上回ると、4時間足などで明確な抵抗線となっている110.25円付近が意識されそうです。さらに上回ると、110.60円や110.80円、そして節目である111.00円といった水準が意識されそうです。特に、111.00円付近には日足の75日移動平均線があるので注意が必要です。また、日足の20日移動平均線が111.33円付近にあります。移動平均線も抵抗線になるので意識しておいた方が良いでしょう。

ここから下落する場合、109.60円や109.45円辺りが意識されそうです。これを下回ると、今年1月につけた109.15円付近が意識されそうです。さらに下回ると、節目である109.00円、今年1月に抵抗線となった108.50円から108.65円付近が意識されそうです。

世界情勢~2019年5月11日

今週、大きく下げる原因となった米中貿易戦争については、今後も警戒が必要です。「建設的」という発言が米中両国から出ていますが、今後、中国が報復関税を実施した場合、マーケットで大きな動きが発生する可能性は高いでしょう。

また、関税引き上げにより物価が上昇し、それにより利下げが行われるとの予想が強くなっています。実際に利下げ関する言及も出ていて、関税引き上げが長期化すれば、利下げが行われる可能性も高くなるものと思われます。

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